患者の権利法をつくる会は「医療基本法」制定に向けての学習会シリーズ⑪「医師の働き方改革について」を2025年2月1日に開催します。講師は石井麦生弁護士です。
これは林田医療裁判を考える会も関心を持つテーマです。林田医療裁判の起きた立正佼成会附属佼成病院では小児科医過労自殺訴訟がありました。小児科医が病院屋上から飛び降りて亡くなりました。
「量的・質的に過酷な仕事が継続したことによって,故中原は、遅くとも平成11年4月には睡眠薬なしでは眠れない状態になり,「このままでは自分は病院に殺される」「俺は命を削りながら当直しているんだ」と家族に何度も訴えるようになった。大好きであったサッカーに対する関心も失い,8月にはストレスにより血圧が上昇し,倒れるなどした。8月には1週間ほどの夏期休暇を取ったが,翌日から平常勤務が開始する時であった平成11年8月16日午前6時40分ころ,佼成病院の屋上から飛び降りて自殺した」(小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会)
その後、立正佼成会は佼成病院を譲渡し、杏林大学医学部付属杉並病院になりました。杏林大学には杏林大学付属病院(東京都三鷹市)がありますが、そこでは医師に長時間労働をさせていたとして、2018年10月に病院を運営する「杏林学園」が三鷹労働基準監督署が是正勧告と改善指導を受けました。
「労基署の調査で、約700人の医師のうち約2%が「過労死ライン」とされる月80時間超の残業をし、100時間を超えた医師も数人いたことが判明した。さらに、一部では残業に対する割増賃金が法定の割増率を下回っていた」(「杏林大、医師に長時間労働 労基署勧告」日本経済新聞2018年1月20日)
医師に長時間労働 杏林大に労基が是正勧告
林田医療裁判の公開質問状65医療事故と命の尊厳
公開質問状54医療基本法
公開質問状39医療基本法フォーラム
医療基本法とProfessionalism
意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン
医療事故といのちの尊厳
医療基本法の制定に向けた院内集会
医療基本法からみた現行医療制度の問題点
医療基本法と患者・医療従事者の権利
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公立福生病院パワハラ訴訟で損害賠償
佼成病院と福生病院の労働問題
4・11東京福祉大学のハラスメント問題を問う集会
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