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執筆者の写真林田医療裁判

4・11東京福祉大学のハラスメント問題を問う集会

更新日:2022年3月28日

4・11東京福祉大学のハラスメント問題を問う集会は新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ延期されました。

林田医療裁判及び中野相続裁判の代理人も弁護団の一員になっている東京福祉大学事件についての集会が開催されます。新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、集会は開催する予定です。

林田医療裁判の舞台の立正佼成会附属佼成病院でも小児科医の過労自殺という労働問題があります。佼成病院は杏林学園教育関連施設ですが、杏林大学医学部でも三六協定超えの過労死ラインの残業をさせており、三鷹労働基準監督署から是正勧告と改善指導を受けました。このように労働問題は林田医療裁判訴訟団にとっても関心のある問題です。


■日 時 2020年4月11日(土) 14:30~17:00 

■場 所 文京区民センター(2A)  東京都文京区本郷4-15-14

 参加費500円(資料代)

■主 催 交通ユニオン/東京福祉大学対抗訴訟弁護団/田嶋さん裁判を支える会/労働弁護に対する不当懲戒請求を許さない会(準)

■連絡先 東京都新宿区高田馬場4-28-19高田馬場トーシンビル4階 暁法律事務所

□集会内容

【争議報告】

〇非正規大学教職員20条裁判

〇外国人実習生問題

〇セクハラ問題

〇スラップ訴訟との闘い

【大学関係者報告】

〇教育現場から見た東京福祉大学


昨年、東京福祉大学の大量の留学生所在不明者問題がマスコミ報道され、社会に問題視されました。東京福祉大学は様々な問題を抱えています。大量の留学生行方不明問題、教職員へのハラスメント、不安定雇用、こうした陰に見え隠れしている元総長の存在と大学支配。留学生問題や元総長の大学運営への介入問題で国からの補助金は削減され、文科省と出入国在留管理庁から「留学の停止」の行政指導も行われました。大学内部ではこうした事態から教職員の雇用不安の声が高まっています。東京福祉大学は社会で起きている様々な問題を大学内で抱えていると言っても過言ではありません。そこで東京福祉大のハラスメント問題を問う集会を開催します。多くの参加をお願いします。


「4・11東京福祉大学のハラスメント問題を問う集会」参加要請

 昨年以来、マスコミ報道を通じて、皆様がご存知のように、東京福祉大学における大量の留学生所在不明問題が、新聞、テレビ、週刊誌で報道されました。その後、この事件と関連して、国から東京福祉大学へ交付される私学助成金が、2018年度に50パーセントカットされ、2019年度、2020年度に全額カットされました。カットの理由は、12年前の女性教職員5名に対する強制わいせつ事件(2008,1,21逮捕、実刑判決、2年服役)以来、法律的には何の権限もないはずの中島元総長が、出所(2010,7,7)後、大学を取り仕切るなど、文科省との約束に反して大学の経営と教育に介入したこと、及び大量の留学生所在不明問題における大学側の管理責任を問われたことです。留学生所在不明の原因は、中島元総長が主導する金もうけ主義による、限度を超えた大量の留学生募集です。

しかし東京福祉大学の問題は、教職員に及ぼす影響において、もっと根が深いのです。長期化した人権侵害(パワハラ、セクハラ)によって、ある種の人格破壊が、東京福祉大学の教職員に対して行われています。 

中島元総長のやり方に対して、教職員の誰かが、批判したり、ものを言ったりすれば、すぐさま降格・解雇処分等の苛烈な報復が行われます。 

報復の具体例は、中島元総長の理不尽な雇い止めの指示に対して地位確認訴訟を起こした田嶋さんへの懲戒解雇処分です。それは中島元総長が、学長や学部長に指示命令を出し、田嶋さんがやってもいないパワハラ、セクハラ証拠の捏造に彼らを加担させた上で行った処分です。

そのような苛烈な報復を目撃したり、生々しく聞かされたりする中で、多くの教職員の心が萎縮し、「見ざる聞かざる言わざる」という、教育現場にあるまじき精神状態が継続しています。そのストレスから、体調を崩し、うつ状態になり、退職に至った教職員が何人もいます。

かねてから、中島元総長は「(教職員の)代わりはいくらでもいる」と豪語し、一方では、長年続く教職員の不安定雇用(原則1年雇用)にさらされている教職員の間で「恐怖政治」「回転の速い学校」という言葉がささやかれています。

いまも、サービス残業を毎日数時間も行いながら、請求できないことが常態化しているベテラン職員がいます。また長年にわたり、同僚職員が理不尽に退職させられたことを知りつつも、無力感から誰も何も言えない状態が続いています。

この度の集会においては、このような長期にわたる、虐待とも言える大学支配と、そこで行われているパワハラ、セクハラ問題を取り上げて、ご参集頂いた皆様と、真に民主的な、自由に本音が言い合える大学に変えていくきっかけにしていきたいと考え、集会を開催しますのでご参加を要請します。


東京福祉大学事件




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