患者の権利法をつくる会は「医療基本法」制定に向けての学習会「医療事故といのちの尊厳 医療安全の推進は医療基本法が土台に」を2024年6月8日午後2時から4時までZoomで開催します。患者の権利法をつくる会は、患者の権利を定めた法律の制定をめざし、その集大成として患者の権利保障を中心に据えた「医療基本法」の法制化を目指しています。
The Patients' Rights Law Making Association will hold a study session "Medical Accidents and the Dignity of Life: The Basic Medical Care Law is the Foundation for the Promotion of Medical Safety" on June 8, 2024, from 2:00 p.m. to 4:00 p.m. at Zoom. The Patients' Rights Law Making Association aims to enact a law that defines patients' rights, and as the culmination of this effort, aims to legislate a "Basic Medical Care Law" that focuses on the guarantee of patients' rights.
8回目となる医療基本法学習会は、原点に立ち戻り、ふたたび医療過誤原告の会から報告や問題提起を受けて意見交換します。
医療過誤の被害者とその家族からなる原告の会は、1991年の設立以来33年にわたり、医療過誤被害者支援と再発防止のための活動を継続してきました。
会の悲願とも言える医療事故調査制度が開始されて8年が経とうとしていますが、果たして被害者とその家族の願いに沿うものとなっているでしょうか。
今回は原告の会が実施したアンケート結果も踏まえ、医療事故調査には何が求められるのか、また被害者とその家族の求める調査制度の実現のためには、やはり患者の権利を医療の中心に据える医療基本法の制定が何よりも急がれるのではないかといったことをみんなで考えたいと思います。
第一部 医療事故の現状と医療事故調査制度
宮脇正和さん (医療過誤原告の会 会長)
第二部 医療事故被害者アンケート
山口由美さん(医療過誤原告の会 幹事)
第三部 質疑応答
コーディネーター 小林洋二(患者の権利法をつくる会 事務局長)
公開質問状54医療基本法
医療基本法の制定に向けた院内集会
医療基本法からみた現行医療制度の問題点
公開質問状39医療基本法フォーラム
医療基本法と患者・医療従事者の権利
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