映画「新・あつい壁」上映会
- 林田医療裁判

- 12月6日
- 読了時間: 3分
『菊池事件』の犯人として逮捕されたのは、ハンセン病患者であるとされたFさん。
しかし、この事件には多くの矛盾点があり、Fさんは当初から一貫して無実を訴え続けていました。無実を訴えながらも、療養所内の「特別法廷」という名の隔離法廷で裁かれ、Fさんは死刑判決を受け、1962年に刑が執行されたのでした。
日本初となる、死刑執行後の『再審・無罪』を求めて、立ちはだかるこの『あつい壁』を超えるためには…
『菊池事件』の真実と問題をぜひ一緒に考えましょう。
【ポイント】
・1951年の日本で実際に起きた「菊池事件」を題材にした映画を、龍谷大学で特別上映
・上映後には、菊池事件再審弁護団共同代表の徳田靖之さんによる特別講演を実施。
・映画・講演会を通じて、学生・地域・一般市民がともに学び語り合う場を創出
【概要】
龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター(YSBRC)は、「RYUKOKU CINEMA」と題して社会課題にまつわる映画イベントを2021年度より実施しております。このたび、映画『新・あつい壁』の上映会及び講演会を龍谷大学大宮キャンパスにて開催いたします。上映作品は、実際に1951年に起こった「菊池事件※」を基に、ハンセン病問題とそれを取り巻く人権・司法のあり方を問うものです。
上映後には、徳田 靖之さん(菊池事件再審弁護団共同代表)を迎え、特別講演および質疑応答を予定しております。本イベントは、一般、学生、教職員の方を対象に無料で公開されます。
日 時 :2025年12月13日(土)13:00~16:30
場 所 :龍谷大学大宮キャンパス 東黌301教室
対象者 :どなたでも
申込方法:以下のフォームからお申し込みください。(要事前申込・参加費無料)
スケジュール:
13:00 開会
13:10 『新・あつい壁』上映(110分)
15:00 講演 徳田 靖之さん(菊池事件再審弁護団共同代表)
16:00 質疑応答
主 催 :龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター、ハンセン病問題を共に学び共に闘う全国市民の会、浄土真宗本願寺派滋賀教区野洲組
※菊池事件:ハンセン病患者とされた男性が、証拠不十分のまま逮捕され、無実を訴え続けながらも、隔離施設内の特別法廷において死刑判決を受け、1962年に刑が執行された事件。2020年には、熊本地方裁判所が特別法廷での審理を憲法違反と認める判決を言い渡している。2021年に遺族は刑事裁判の再審を求めて請求を行っており、現在、第4次再審請求が進んでいる。
【龍谷大学】ハンセン病問題と人権・司法のあり方を問う 映画「新・あつい壁」上映会&特別講演を開催<12/13(土) 13:00~16:30/龍谷大学大宮キャンパスにて>
ハンセン病問題と人権・司法のあり方を問う 龍谷大学が映画『新・あつい壁』の上映会と特別講演を開催
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