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菊池事件 ハンセン病差別の壁をこえるために

  • 執筆者の写真: 林田医療裁判
    林田医療裁判
  • 5 時間前
  • 読了時間: 2分

徳田靖之『菊池事件 ハンセン病差別の壁をこえるために』(かもがわ出版)が2025年5月14日に出版されました。


死刑執行後の再審を求める一冊

開始されれば日本初となる死刑執行後の再審・無罪を求めて

1951年熊本県で発生した殺人事件。逮捕されたのは、ハンセン病患者とされたFさん(当時28歳)だった。無実を訴えたが、審理の場はハンセン病療養所内の「特別法廷」という名の隔離法廷。裁判は公開されず、Fさんの訴えに耳を傾ける者はなかった。

「凶器」はねつ造されたものではないか?

親族はなぜ嘘の証言をしたのか?

Fさんは本当に自白したのか? ー真相に迫る。


第1章 死刑執行再審としての菊池事件

第2章 事件の概要と再審請求

第3章 狭山事件との共通性

第4章 無らい県運動のさなかに

第5章 Fさんの「自白調書」を分析する


徳田 靖之(とくだやすゆき)

弁護士。菊池事件再審弁護団共同代表、「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟西日本弁護団共同代表、ハンセン病家族訴訟弁護団共同代表、薬害エイズ九州訴訟共同代表。ハンセン病市民学会共同代表。


菊池事件は、徳田靖之弁護士活動56周年記念連続講演会第7回「飯塚事件・菊池事件」でも話される予定です。

第7回「飯塚事件・菊池事件」2025年5月25日(日) 14:00開演 16:00終演

飯塚事件-誘拐殺人事件、4つの証拠と疑念

菊池事件-証拠不十分での逮捕、ハンセン病を理由とする特別法廷

差別が冤罪(えんざい)を生んだ~狭山事件と菊池事件

ハンセン病問題から私が学んだもの


菊池事件 ハンセン病差別の壁をこえるために
菊池事件 ハンセン病差別の壁をこえるために

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