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執筆者の写真林田医療裁判

広がる新たなバイオテクノロジー(エンジニアリング・バイオロジー)を受け入れることができるか?

いま新たなバイオテクノロジーであるエンジニアリング・バイオロジーが、世界的に広がり始め、経済戦略の中心的なテーマのひとつになってきています。遺伝子や細胞の研究が基礎研究から応用に進み、その分野を拡大してきました。それに伴い、これまでバイオテクノロジーの応用がもっとも進んでいた医療や医薬品に加え、多様な産業分野で取り組まれるようになってきているからです。

日本でも、経産省を筆頭にさまざまな産業分野で研究・開発が進んできています。その中心にある産業が、脱炭素化を掲げて進められているエネルギーの分野と、マイクロプラスチック汚染問題やPFAS問題で揺れ動く化学の分野、フードテックが注目されている食品などです。

イノベーション戦略のもと、市民の知らされていないところで新しい技術が、新しい分野で進められています。我々が好むと好まざるとに関わらず、産業と結びつけて進めようとしている力が働いているのですが、それが適正なのかどうか、社会にとって有益であるのかどうか、倫理的にどこまで許されるのか、見極めていく必要があると思います。

参加者とともに考えてみたいと思います。多くの参加者を歓迎します。

■日時 : 2025年 1月 29日(水) 13 時 30 分~16 時 30 分 開場13時

■テーマ :エンジニアリング・バイオロジーを受け入れることができるか?

■場所 :東京ボランティア市民活動センター会議室A

東京都新宿区神楽河岸1-1 飯田橋セントラルプラザ10階

■アクセス:JR総武線・東京メトロ副都心線 飯田橋駅下車すぐ 飯田橋駅西口を出た

ら右。駅に寄り添うようにして建つ 20 階建てのビルが「セントラルプラザ」

有楽町線・東西線・南北線・大江戸線をご利用の場合「B2b」出口よりセント

ラルプラザ 1 階に直結しています。

■講師 : 四ノ宮成祥さん:元防衛医科大学校長

「バイオテクノロジーと合成生物学」

見上公一先生 :慶應義塾大学 理工学部 外国語・総合教育教室 准教授

「エンジニアリング・バイオロジー:デザインされた生命への期待」

天笠啓祐さん:フリージャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表

「産業界でのバイオテクノロジー応用の現状」

■司会 :島薗進さん 東京大学名誉教授

■参加費 :1,000円(現地参加及びZoomとも)後日期間限定の逃がし発信あります。

■Zoom の方は事前申込み:参加希望者は下記必要事項明記の上1月27日まで申

込みください。申込み時の必要事項は名前、職業、電話番号、メールアドレス

申込み先→https://forms.gle/YRfhvppNgyn1YDSe7

アドレスに返信確認メールお送りします。アドレスは間違えないよう返信時確認ください。

■当日の詳細案内:ZOOM 参加申込みされた方には1月27日ごろに ZOOM の URL 等ご案内いたします。

■主催 :ゲノム問題検討会議


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