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  • 執筆者の写真林田医療裁判

公開質問状36医療事故調査制度

更新日:2022年1月3日

いつも林田医療裁判のご支援ありがとうございます。あけましておめでとうございます。昨年中はご支援ありがとうございました。本年も宜しくお願い致します。


患者の権利を守る会は長男夫婦の治療拒否に安易に従った立正佼成会附属佼成病院に公開質問状を送り続けています。1度も返事がないまま2021年12月には、35回目の公開質問状を送付しました。


2022年最初の #林田医療裁判 #公開質問状 は「『事例から学ぶ「医療事故調査制度」活用BOOK』出版記念シンポジウム~医療事故を再発防止に活かしてほしい~」と医療過誤原告の会30周年シンポジウム「奪われた「いのちを見つめて」~被害者を家族が語る~」をテーマとました。正月早々、高齢者の命の大切さ、たった一つの命にこだわって、佼成病院に36回目の公開質問状を送付しました。公開質問状が佼成病院のクリーンな姿勢を打ち出す好機となることを期待します。今年も続きますのでよろしくお願いします。


引き続き本年もお読みいただき、ご感想・ご批評をいただきますよう、お願い申しあげます。情報やご意見等もお寄せください。アクセス、拡散、よろしくお願いします。

The theme of Hayashida Medical Trial's Open Questionnaire No. 36 is a symposium on the medical accident investigation system.


現在、長男夫婦とは中野相続裁判がさいたま地裁で進行中です。

次回は長女の尋問です。

今年1月28日(金)1時半から さいたま地裁C棟105法廷

長女が50分間、長男夫婦の権利濫用を中心にお話しします。お時間のある方は傍聴のご支援お願いします。


立正佼成会附属佼成病院 病院長 甲能直幸 様

公 開 質 問 状(36)令和4年1月2日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。正月早々になりますが、高齢者の命の大切さ、たった一つの命にこだわって36回目の公開質問状を送付致します。今回は、昨年12月に参加致しましたシンポジウムをご紹介いたします。


2021年12月12日、「『事例から学ぶ「医療事故調査制度」活用BOOK』出版記念シンポジウム~医療事故を再発防止に活かしてほしい~」がZOOMミーティングで開催されました。石川寛俊・勝村久司監修、医療情報の公開・開示を求める市民の会編『事例から学ぶ「医療事故調査制度」活用BOOK』の出版を記念したシンポジウムです。林田医療裁判を考える会も参加しました。


シンポジウムでは、「医療過誤の追及は再発防止になり、新たな命を守ることになる。病院の院内調査よりも医療事故調査・支援センターの調査の方が充実していると感じることが多い。医療事故調査・支援センターの報告書は再発防止に有用である。Webサイトで公開することを求める。事実を明らかにするためには医療裁判をする以外になかった。調査をきちんと行い、事実を説明したら、裁判にならなかったケースがある。」などの意見が寄せられました。

また、遺族が病院に言い続けることが重要と指摘がありました。一方で遺族個人の超人的な頑張りに依存することは不健全であるとも考えられます。患者の権利を守る会は林田医療裁判を踏まえて公開質問状を立正佼成会附属佼成病院に出し続けています。このような出し続ける活動に意味があることを再確認致しました。


また、長尾能雅氏(名古屋大学医学部付属病院 患者安全推進部教授)の本の推薦の言葉に感銘を受けました。

「大切な家族の最期の経験を無駄にしないために。少しでも未来の医療をよくするために。そして、私たちの国には素晴らしい医療があると、胸を張って言える日が来るように。」


2021年12月19日、医療過誤原告の会は、30周年シンポジウム「奪われた「いのちを見つめて」~被害者を家族が語る~」を開催しました。林田医療裁判を考える会はZoomで参加しました。医療過誤原告の会は1991年10月に設立されています。会報第40号『悲しみにくじけないで』(2018年7月1日)には林田医療裁判(立正佼成会附属佼成病院裁判)原告の手記「母の望まぬ死」が掲載されました。公開質問状(16)でもふれています。

今回の会報30周年記念誌「たった一つの命にこだわって」(2021年12月1日)というタイトルが秀逸で胸にしみます。林田医療裁判を考える会も高齢者のたった一つの命にこだわって公開質問状を出し続けています。


シンポジウムでは医療過誤被害者遺族が亡くなられた方の思い出を語りました。被害者や遺族の心の傷は病院側が事実に向き合い、事実を明らかにする中で少しずつ癒されるものであることが心にしみました。遺族の方々からお話を伺うことは大きな意義があります。医師は患者の命を救うべき存在であり、患者のために最善をつくすべき存在であることは基本的な理念です。


会報では、以下の意見が寄せられています。

「「インフォームド・コンセント」という言葉も広がりを見せていますが、残念ながら手術等の前に同意書にサインをもらう手続きと誤解している方もおられる」(加藤良夫「原告の会30周年に寄せて」9頁)


「I・Cは日本医師会では医師を主語に「説明と同意」と訳されていますが、私が最適と思う訳は「情報と決断と方策の共有」(木村利人)です」(鈴木利廣「日本における医療事故と患者の権利の歴史」11頁以下)


Informed Consent; ICという外来語は日本の医療になかったもので、この言葉が普及することは画期的なことでありますが、日本では本来の意味から逸脱した使われ方をされる傾向があります。十分な情報を与えられた上での同意、充分な情報提供を受けた上での合意となっていない、まだまだ不十分であることなどが寄せられています。

実際、患者の長女が岩﨑正知医師から聞いた言葉は「苦しそうに見えますが今お花畑です」これだけです。しかし、佼成病院は、「異議が出なかったから同意した」と言いました。一体何を同意したというのでしょうか?これが佼成病院のインフォームド・コンセントだったとは?未だに理解できないのですが?


インフォームド・コンセントについて佼成病院は、まだまだ研究が必要と思われます。世界の先進諸国に遅れないためには、多くの市民と意見を交わし、相互の認識と理解を深めることが不可欠です。今年こそ公開質問状が佼成病院のクリーンな姿勢を打ち出す好機となることを期待します。今まで回答がないままになっています第1回公開質問状を以下に掲載いたします。ご回答は、2週間以内にお願いします。ご回答の有無にかかわらずネット上に公開することによって、ますます議論を深めて行くことを願っています。

草々


公開質問状本文は下記にあります。





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