top of page
執筆者の写真林田医療裁判

外環ネットらが調布市個人情報漏洩に公開質問状

更新日:4月11日

外環ネットら14団体は調布市役所による外環事業者への個人情報漏洩問題に対して公開質問状を出した。公開質問状は社会問題に対する効果的なアプローチである。#林田医療裁判 に関して立正佼成会附属佼成病院に公開質問状を出している。

公立福生病院透析中止死亡裁判に関しても公立福生病院に公開質問状が出されました。


東京外郭環状道路(外環道)工事では調布市が関連資料の情報公開請求をした市民の個人情報を国交省・NEXCO東日本・NEXCO中日本の三者に対し、繰り返し9回も漏えいしていたことが報道された。


外環ネットら14団体は2021年11月16日、真相究明を求める公開質問状を情報提供元と提供先の2種類の関係機関に郵送し、11月25日必着で文書による回答を求めた。14団体は以下である。

・外環ネット

・東京外環道訴訟原告団・弁護団

賛同団体

・とめよう「外環の2」ねりまの会 ・元関町一丁目町会外環対策委員会

・外環道検討委員会

・杉並 ・外環を考える武蔵野市民の会

・市民による外環道路問題連絡会

・三鷹 ・外環道路予定地・住民の会

・調布・外環沿線住民の会

・野川べりの会

・外環道検討委員会

・外環いらない!世田谷の会

・東名JCT近隣住民の会 ・東京外環道訴訟を支える会


外環ネットは2021年11月18日(木)16時30分から18時まで、東京都調布市国領町の調布市市民プラザあくろす(3階)ホールで記者会見も実施する。被害者からの報告がなされる。


2021年11月16日

調布市長 長友 貴樹 様


調布市役所の「情報公開請求書横流し」に抗議し、真相究明を求める公開質問状


去る 11 月 11 日、東京外郭環状道路(外環道)の工事を巡り、調布市に対し関連資料の情報公開請求をした市民の個人情報を、調布市が国交省・NEXCO東日本・NEXCO中日本の三者に対し、繰り返し漏えいしていたことが報道されました。


調布市は、「個人情報の漏えいに関するお詫びとご報告(2021 年 11 月 10 日登録)」を公表し、「個人情報保護への意識が希薄であったことによるミス」としました。しかし、情報公開請求した市民の氏名住所等の個人情報が記載された情報公開請求書の写しを送付することは、単なる「ミス」ではなく作為に基づく積極的な行為です。これは、憲法に基づく国民の主権者としての「知る権利」と人格権に基づくプライバシーの保護に反し、調布市情報公開条例及び調布市個人情報保護条例とその精神に反する行為であり、また、地方公務員法第34条(守秘義務)に違反しており、極めて重大な違法行為です。


調布市では、2020 年 10 月 18 日、外環道トンネル工事現場における道路陥没その他の事故により多くの住民が被害を受けました。陥没から約 1 年の本年 10 月 15 日には、NEXCO 東日本社長が訪問し、市長に謝罪したことが報じられたばかりでした。調布市は,住民に寄り添って対処すべき立場であるにもかかわらず、今回の事故に絡んで情報公開請求した市民の個人情報を逐一事業者に報告していたことは、市民への背任行為とのそしりを免れません。

つきましては、下記の質問に対して、11 月 25 日必着で文書にてご回答いただくよう要請いたします。なお、この質問状及びご回答は広く公開させていただきます。


1.市は、調布市情報公開条例第 14 条に基づいて第三者に意見を求める場合、公開を求める「個人等」の個人情報まで含め「情報公開請求書」を第三者に送付することが、今回事例の 9 件以外で行われたことがありますか。あるとすれば、これまで何件そのような事例がありましたか。


2.上記の様な情報提供の場合、個人情報を消した形で「請求書」を第三者に送付することが通常行われているのですか。行われているとすれば、それは 2020 年 4 月から 2021 年 10 月末日までの間で何件ありましたか。


3.今回の 9 件の「情報提供」の判断は、誰のどのような責任の下に行われたのですか。


4.事業者側からの要求や希望によって、「情報提供」を行ったのですか。


5.今回の 9 件の「情報提供」は、書面文書で行われたのですか、メール等電子データで行われたのですか。メール等で送信した場合、そのメールは今も保存されてますか。


6.市は、職員のミスであり、今後指導するとしていますが、重要な個人情報漏洩事件として職員に対する懲戒を含めた処分事案に該当するのではないですか。


7.「送付先である関係機関に対しては、市で確認を行い、「本資料は内容を確認後、適正に破棄した」との回答を得ています。」とあるが、誰が三事業者の誰にいつどのように確認したのですか?

以上


2021年11月16日


国土交通大臣 斉藤 鉄夫 様

東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠 徹 様

中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池 克人 様


調布市役所の「情報公開請求書横流し」の真相究明を求める公開質問状

去る 11 月 11 日、東京外郭環状道路(外環道)の工事を巡り、調布市に対し関連資料の情報公開請求をした市民の個人情報を、調布市が国交省・NEXCO東日本・NEXCO中日本の三者に対し、繰り返し 9 回にも渡り漏えいしていたことが報道されました。


調布市では、2020 年 10 月 18 日、外環道トンネル工事現場における道路陥没及び空洞発生等の事故により多くの住民が被害を受けました。陥没から約 1 年の本年 10 月 15 日には、NEXCO 東日本社長らが調布市を訪問し、市長に謝罪したことが報じられたばかりでした。


つきましては、以下の質問に対して、11 月 25 日必着で文書にてご回答いただくよう求めます。

なお、この質問状及び回答は公開とさせていただきます。


1.個人情報まで含めた「情報公開請求書」の送付を、調布市に求めたことはありますか。


2.調布市からの「情報提供」は、書面文書の送達により行われたのですか、メール等電子データとして送達されたのですか。


3.この「情報提供」を受け取った部署、それを共有した部署を明らかにしてください。


4.「情報提供」を受けた部署は、調布市に対してどのように返信しましたか。


5.調布市は、公開した「お詫び」の中で、各事業者は当該文書を破棄したとしていますが、いつの段階で、どのように破棄したのか具体的に説明してください。


6.「情報提供」された文書が適正に破棄されたとしていますが、それは誰の判断で行われ、共有した者に対してどのような指導を行ったのか説明してください。


以上



閲覧数:270回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page