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執筆者の写真林田医療裁判

BMIといのちの重さ―技術は救世主になるのか

ゲノム問題検討会議セミナー(現地、ZOOM併設)連続セミナー(第3回)

『BMIといのちの重さ―技術は救世主になるのか』

いのちを操作する技術は、脳や知能におよび始めています。これまで私たちは、脳と機械をつなげるBMI(Brain-Machine Interface)をテーマに取り組んできました。この新しい技術の応用は、当初から、その可能性とともに危険性が指摘されてきました。これはAIの発展とも関わりが深いものです。急速な技術の発展があり、どのような可能性がひらけているのか知るのは容易でありません。


今回は、BMIが人間にどのような可能性や影響をもたらすのか、障害者が恩恵を受けるとされるが、障害者の視点からはどのように見えるのかなどを考えていきたいと思います。とりあえずは利得をもたらしてくれる新たな科学技術ですが、長期的に見て人間が望む幸福な生活を導きだしてくれるのでしょうか。BMI によって人間の意識を高次化してくれるというがほんとうでしょうか。BMI が新たな困難な問題をもたらすことはないのでしょうか。


今回、問題の概要を生命科学者の四ノ宮成祥さんにお話しいただき、重い障害のある娘を持つ母であり、科学技術の拡充がもたらす問題について考えてこられた児玉真美さんと、人の心と AI の相互作用を研究されてこられた戸田聡一郎さんにそれぞれのお立場からのお話を伺い、BMIにかかわる倫理的な問題を、「いのちの重さ」を基本に置いて考えていきます。


セミナーにご参加の皆さんのご意見をお聞きして、意見交換もできたらと思います。多くの参加者を望みます。


■日時:2024年7月21日(日)13時00分~16時30分

■場所:東京ボランティア市民活動センターB会議室

飯田橋駅セントラルプラザ10階

■アクセス:JR総武線・東京メトロ副都心線 飯田橋駅下車すぐ

飯田橋駅西口を出たら右へ。駅に寄り添うようにして建つ20階建てのビルが「セントラルプラザ」です。

有楽町線・東西線・南北線・大江戸線をご利用の場合「B2b」出口よりセントラルプラザ1 階に直結しています。


講師: 四ノ宮成祥さん「BMIの概要、具体例」

児玉真美さん一般社団法人日本ケアラー連盟代表理事 ZOOM参加

「“コントロール幻想”の時代の障害といのち」

戸田聡一郎さん東北大学大学院文学研究科 総合人間学専攻 哲学倫理学講座

哲学専攻分野 専門研究員

「意識障害における自律概念の再考」

司会:島薗進 東京大学名誉教授

参加費 :1,000円(現地参加及びZoomとも) 後日期間限定の逃がし発信あります。


脳科学研究と人文社会科学の接点領域にある緊張と可能性

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