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執筆者の写真林田医療裁判

薬害根絶デー2024厚労省前リレートーク

2024年8月23日の薬害根絶デーでは東京都千代田区の厚生労働省前でリレートークが行われました。HPVワクチン薬害訴訟九州原告の梅本美有さんが発言しました。

A relay talk was held in front of the Ministry of Health, Labor and Welfare in Chiyoda-ku, Tokyo, on the No Drug Harm Day.

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皆さん、福岡県から来ました、私はHPVワクチン薬害被害者の 梅本美有です。

私は中学3年生から高校1年生の間、国が進めるまま 子宮頸がんが予防できると思いHPVワクチンを3回接種しました。しかし、このワクチンを打ってから私が得たものは凄まじい体の痛み、苦痛、そして学校に行けなくなったことなどの諦めです。なんで私たちがこんな思いをしなければならないんでしょうか。

今日、厚労省の方とお話をしましたが、あまりにも被害者を見ていない。私たちは数字じゃないんですよ。生きてる人間なんですよ。あなたたちは、関係ないと思ってるんですか。

2022年から積極的接種勧奨が再開となり、今また多くの若い女の子たちがこのワクチンを接種しています。また新たな被害者が出ています。その責任はあなたたちにもあるんですよ、分かってるんですか。

あなたたち、人ごとだと思っていませんか? 自分の娘、息子、孫にこんな苦しい思いがこんな苦しい症状が出たらどう思うでしょうか。どうか、このワクチンの被害者の声を 真剣に聞いてください。過去の薬害被害者たちが命をかけて闘ってきた歴史をあなたたちは分かっているんでしょうか。どうか、このワクチンの被害だけでなく、全ての薬害のことを知て下さい。人ごとにしないで欲しいです。

このワクチンについては、安全性、有効性が確認されたとおっしゃっていますが、この安全性というのは、あなたたちに都合のいい安全性ではないでしょうか。実際に危険性を訴える論文も、そういうのも何も参考にしないで、自分たちの都合のいいところだけを 切り取ってこのワクチンを推進し、症状で苦しんでいる人が出たら知らぷりですか。

私たちは10年以上見捨てられているんですよ。また新しい被害者出してどうするんですか。ふざけるな。私はもっとこのワクチンの被害について訴えていきます。そして、もうこんなに苦しい思いを 若い子たちにさせたくないです。もう、この薬害は私たちで終わりにしたいんです。そのために頑張っていきます。皆さん、どうか応援よろしくお願いします。

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梅本さんは以下の感想を寄せています。「厚労省交渉での国の返答はあまりにも被害者のことを見ていない、実態をわかっていないものでした。目の前にいる私たち被害者をなんだと思っているのでしょうか。憤りと虚しさを感じるばかりです」(HPVワクチンのほんとうのこと実行委員会めるまが編集局「HPVワクチンのほんとうのこと」No.1、2024年8月30日)


1999年8月24日、当時の厚生省は薬害エイズ事件の反省をふまえ、再発防止を決意してこの「根絶の碑」を庁舎正面に建立しました。『薬害根絶 誓いの碑』には以下の文字が刻まれています。

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命の尊さを心に刻み、サリドマイド、スモン、HIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていくことをここに誓う

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これをきっかけとして、翌年から毎年8月24日の前後に「薬害根絶デー」を開催しています。様々な取組を通じて薬害根絶を訴える一日となっています。


薬害研究資料館

薬害根絶デー2024厚生労働大臣宛要望

第25回薬害根絶デー

薬害根絶デー厚生労働省要望



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