Don't Appeal Tokyo High Court Decision on Eugenic Protection Law Trial.
東京高等裁判所は、2022年3月11日、優生保護法は「差別的思想に基づくもので、極めて非人道的」で憲法に違反するとし、その違憲・違法な優生手術を積極的に実施した国の責任を認め、国に損害賠償を命じました。
2月22日の大阪高裁判決に続いて、優生保護法とそのもとで行われた優生政策の過ちが明らかにされ、国の責任を明確に断じました。
東京高裁の上告を阻止することは、大阪高裁判決の上告取り下げや、優生保護法問題の全面解決につながります。岸田文雄首相に上告断念を求めるインターネット署名が立ち上がりました。
【緊急署名】今度こそ! #優生保護法裁判東京高裁判決に上告しないでください
●半世紀にわたって苦しみを抱える原告に、きちんと寄り添った大阪高裁勝訴に続き、東京高裁でも勝訴!これこそ司法の良心だ!と思います。国は、絶対に上告しないでください。そして、全面解決に向けて動いてください。
●大阪でも東京でも、高裁判決は、旧優生保護法下の強制不妊手術をひどい人権侵害だと認め、原判決を取り消しました。国もこの判決を重く受けとめ、誠実に謝罪をし、補償すべきです。東京判決に上告はしないでください。
●大臣も、もし知らない間に子どもをもつ可能性を奪われたら、と自分ごととして考えてみてください。強制不妊手術は、国際的にも拷問だと考えられている重大な人権侵害です。優生裁判・東京高裁判決を最高裁に上告しないでください。
●これまで優生裁判を支援していて、「人生被害」という言葉を知りました。決して取り戻すことができない人生への被害を、旧優生保護法は残酷にも作り出してきたのです。原告さんの損害をきちんと認めた東京高裁判決に、国は誠実に向き合ってください。決して上告しないでください。
●先進国であるはずの日本で、1996年まで障害者差別が歴然と織り込まれていた旧優生保護法。どれだけの人間に残酷なことをしてきたか。大阪に続く、東京高裁の判決を真摯に受けとめて、旧法下の強制不妊手術被害者に謝罪と補償をしてください。上告は、決してすべきではありません。
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