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執筆者の写真林田医療裁判

新型コロナウイルス感染拡大と中野相続裁判

新型コロナウイルス感染症(COVID-19; coronavirus disease 2019)の感染が急拡大している。中野相続裁判さいたま地裁の第22回期日(第21回口頭弁論)本人尋問が気になる。

日時:2022年1月28日(金)午後1時30分

場所:さいたま地裁C棟105号法廷

事件番号:平成30年(ワ)第552号・共有物分割請求事件、平成30年(ワ)第2659号・共有物分割請求反訴事件

裁判所:石垣陽介裁判長、高橋祐子裁判官、牧野一成裁判官


中野相続裁判は共有物分割訴訟である。共有については以下の判例がある。共有者は単独で占有することができる権原がないのにこれを単独で占有している他の占有者に対して自己の持ち分割合に応じて占有部分に係る不当利得金ないし損害賠償金の支払いを請求することができる(最判平成12年4月7日判決裁判集民198号1頁)。


これまで中野相続裁判さいたま地裁はコロナで以下の影響を受けている。

第14回期日は2020年4月10日の予定であったが、緊急事態宣言中であり、7月19日に延期した。

第17回期日は2021年1月29日の予定であったが、緊急事態宣言中であり、3月19日に延期した。口頭弁論を予定していたが、弁論準備手続きとなり、当事者は電話会議で参加した。

第18回期日(2021年5月14日)と第19回期日(2021年7月16日)は、まん延防止等重点措置期間であったが、開催された。


中野相続裁判の前に文京七中・早川労災裁判(平成30年(行ウ)第427号公務外認定処分取消請求事件)の判決がある。2022年1月13日(木)午後2時から709号法廷である。報告集会や記者会見を開催する予定である。


東京都の2022年1月8日の新型コロナウイルス感染者は1224人。1200人を上回ることは2021年9月11日以来、およそ4か月ぶり。先週の土曜日(79人)と比べ、およそ15倍に増加した(「【速報】東京都、新たに1224人の感染発表 1200人を上回るのは約4か月ぶり 先週土曜の約15倍 新型コロナ」TBS 2021年1月8日)。


宇都宮市「インターパーク倉持呼吸内科」の倉持仁院長は第六波について「死者が少ないから軽いというのは大間違い」と指摘した。オミクロン株に感染し死亡した状況などを至急分析するべきと提言した(「倉持医師、オミクロン株「『死者が少ないから軽い』は大間違い」と第六波に警鐘」デイリースポーツ2022年1月5日)。


「オミクロン株の第6波は、これまでの変異ウイルスとは異なる医療逼迫をもたらします。それは、感染者をケアする医療従事者までもが感染したり濃厚接触者になったりしてしまうパターンです」(倉原優「オミクロン株により休職する医療従事者が急増 到来した医療逼迫に対策は」Yahoo!ニュース2021年1月8日)



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