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執筆者の写真林田医療裁判

医療訴訟当事者の国賠訴訟の口頭弁論

医療訴訟の当事者が「不正判決」に対して国と東京高裁の裁判官3名を相手とした国家賠償請求訴訟(令和3年(ワ)第18674号)の口頭弁論が2021年10月28日に東京地方裁判所で行われた。原告は原告第1準備書面を陳述し、証拠として甲第5号証を提出した。準備書面は被告国の2021年10月20日付準備書面に対する求釈明である。口頭弁論は #林田医療裁判 を考える会からも傍聴参加した。


原告は裁判官の違法な判決によって損害を受けたと主張する。東京高裁の裁判官が、東京地裁の法廷で被告として裁判を受けるという例のない裁判である。裁判は東京地裁民事第43部C6係が担当する。第一回口頭弁論は2021年4月16日午後3時から東京地裁607号法廷で行われた。



原告は「医療の被害者が不当に敗訴となる現状を打開するきっかけとなれば幸い」とする。医療訴訟に対しては裁判所が病院側の主張を鵜呑みにする傾向があると指摘されている。小林寛治著、和田知可志監修『ある医療訴訟 そこには正義・公正はなかった』(東京図書出版、2021年)との書籍も出版された。『正義・公正はなかった』は医療裁判で普遍性を持つ指摘である。




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