感謝をこめて新年のご挨拶を申し上げます。
昨年中は大変お世話になりました。本年も宜しくお願い致します。
2019年6月から始まった佼成病院への公開質問状も48回目になりました。本日電子メールと郵送で送付致しました。
佼成病院は、前回12月1日送付の公開質問状(47)の電子メールを受け取り拒否しました(郵送のほうは戻ってきません)。そこで、今回のテーマは、アカウンタビリティ(説明責任・義務)です。
立正佼成会附属佼成病院 病院長 市村正一 様
公 開 質 問 状(48)2023年1月3日
明けましておめでとうございます。
市村病院長先生には、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。第1回質問状より一度もお返事がないままではありますが、今年最初の公開質問状(48)をご送付致します。
さて前回のご報告になりますが、佼成病院への公開質問状は、いつも電子メールと郵送の両方でご送付致しております。ところが先月12月1日に公開質問状(47)を電子メールで送信したところ受け取り拒否をされました。ご存知のようにISO26000は、お客様サービス係りや窓口での対応が許されるものではなく、トップであります病院長に直接情報をあげなければならないものです。佼成病院では、国際規格化されている組織が果たすべき社会的責任について職員らにどうご指導されているのかが問われています。
公開質問状(46)(43)(3)などでもご説明申し上げましたが、社会的責任に関する国際規格 ISO26000 では、全ての組織が果たすべき社会的責任として、説明責任、透明性、倫理的な行動、ステークホルダーの利害の尊重などが掲げられています。院長先生には、アカウンタビリティによって利害関係者に状況を説明する義務があります。現代において、利害関係者は、主張すべきは主張して良い、組織は門前払いをやめなさい、という新関係構築の時代です。
郵送の方は、戻ってきませんでしたので院長先生にはお読みいただけたものと安堵致しているところです。
そもそも佼成病院が私達との面談を拒否し、公開質問にも回答しないことや、前回質問状(47)の電子メール受け取り拒否の対応は、説明責任、透明性、倫理的な行動、ステークホルダーの利害の尊重など上記規格に違反するものであり、現代社会では許容されない対応であると思われます。また、病院のクライシス・コミュニケーション(Crisis communication)としても避けた方が良いものです。佼成病院には、これまで以上にステークホルダーへの迅速かつ適切なコミュニケ‐ション活動の対応が必要となります。
医療従事者は、トップである院長先生の言動を見て育ちます。日本の医療は素晴らしいと誇れる未来が来ることを院長先生に期待します。
いつものように公開質問状第1回を以下に掲載致しました。この質問状は、ご回答の有無に関わらずネット上に公開致して皆様と共に学習致します。医療者と市民が共に議論を深め合い、知識を高めていくことが開かれた医療を進めるために不可欠と考えます。この質問状が佼成病院のクリーンな姿勢を打ち出す好機としてご活用されることを願っております。
草々
公開質問状本文は下記にあります。
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