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執筆者の写真林田医療裁判

中野相続裁判さいたま地裁1/29はコロナ禍で延期

中野相続裁判傍聴の皆様へ

中野相続裁判さいたま地裁第17回口頭弁論(2021年1月29日)は、コロナ禍のため延期されました。29日は、裁判が開かれませんのでお間違え無いように。次回期日が決まり次第お知らせ致します。引き続きご支援をお願いいたします。くれぐれもお体をご自愛ください。




みずほ総合研究所は緊急事態宣言が2度延長され、3月末まで続くとシミュレーションしている(酒井才介「緊急事態宣言の解除可能は3月末、首都圏は医療崩壊現実化のリスク」Diamond Online 2021年1月21日)。


東京都の2021年1月21日の新型コロナウイルス新規感染者数は1471人。8日の緊急事態宣言から約2週間経過したが、前週木曜日の1502人とほぼ同水準であった(「東京、1471人 緊急事態宣言にネット「減らない。延長するのかね」」デイリースポーツ2021年1月21日)。減少の傾向が見えていない。


日本国内の新型コロナウイルス感染症の重症者数は2021年1月19日で1001人になった。緊急事態宣言が出された20年春の「第1波」の重症者数のピークは4月30日の328人で、現在はその約3倍の水準(「19日の死者数、初の100人超 重症者は1000人超す」日本経済新聞2021年1月19日)。


死者は過去最多となる104人。1日当たりの死者がこれまで最も多かったのは1月13日の97人で、100人を超すのは初めて(「全国で新たに5320人感染確認 死者は最多の104人 重症者は初の1000人超」毎日新聞2021年1月19日)。


感染者数増加の後を追って重症者や死者が増えている。感染者数増加時に「感染者数増加は大した問題ではなく、日本は重症者や死者が少ないから大丈夫」と過小評価していた人々の誤りが露呈している。逆に現在は保健所が濃厚接触者の調査を縮小しており、一日の新規感染者数が2千人台から千人台に減ったことは感染拡大の抑制を意味しなくなっている。重症者数や死者数が深刻になっている今こそ重症者数や死者数に注目する意味がある。


埼玉県の2021年1月19日の自宅療養者は5004人。初めて5千人を突破した(「<新型コロナ>埼玉は1週間で3100人超感染 自宅療養者は5千人突破 重症病床の使用率はステージ4」埼玉新聞2021年1月21日)。埼玉県の2021年1月20日の新規感染者は411人、死者は7人(「【速報】埼玉で新型コロナ411人感染、7人死亡」埼玉新聞2021年1月20日)。


岐阜県各務原市の70代男性は家で容体が急変した後になかなか搬送先が決まらず、自宅で心肺停止となり、後に死亡が確認された。ところが、岐阜県は「入院中に死亡した」と発表した(「県が「入院中に死亡」発表も…実は自宅で心肺停止に」テレビ朝日2021年1月22日)。


PCR検査待ちや結果待ちの人の死亡も出ている。検査を迅速に実施し、治療には入れない結果の死である。神奈川県横須賀市の60代の女性は2021年1月20日にPCR検査を受ける予定であったが、検査当日の朝、女性が自宅で死亡しているのが見つかった。その後の検査で女性の感染が確認された。


千葉県九十九里町の60代の男性は検査結果待ちの21日の朝に自宅で死亡しているのが見つかった。その日の午後に検査結果が出て感染が確認された(「PCR検査待ちの2人それぞれ自宅で死亡 後に陽性判明」テレビ朝日2021年1月24日)。


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