群馬大学医学部附属病院が2021年9月27日に令和3年度第2回患者参加型医療推進委員会をオンライン開催した。林田医療裁判を考える会からも傍聴した。患者参加型医療は、患者さん自身が自らの疾病や医療を十分理解し、主体性をもって医療に参加するものである。委員には患者、医療事故に遭われた患者又は家族が含まれている。
群大病院第2回患者参加型医療推進委員会ではコロナ禍で面会が制限され、家族と一緒にカルテを観る機会が減っていると指摘された。林田医療裁判(平成26年(ワ)第25447号損害賠償請求事件、平成28年(ネ)第5668号損害賠償請求控訴事件)で立正佼成会附属佼成病院は佼成病院がキーパーソンと定めたものの意見しか聴かなかった。群大病院とは大きな違いがある。
委員会ではインフォームド・コンセントの録音についても議論された。原則録音すべきとの意見が出た。また、委員会の議事録に実名を公表すべきとの意見が出た。
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