1月28日第22回尋問期日は、無事終了しました。
尋問は50分の長丁場でした。
コロナ禍の大変な時にも関わらず、#中野相続裁判 #さいたま地裁 (Nakano Inheritance Trial)の本人尋問の傍聴のご支援ありがとうございます。コロナ禍の緊急事態宣言の中、Social Distancingに配慮して口頭弁論傍聴に集まってくださり、ありがとうございます。遠方からも傍聴いただきありがとうございました。多数の方に傍聴していただき、訴訟団一同大いに勇気づけられました。謹んで御礼申し上げます。
次回23回期日は、2022年4月22日(金)11時から、さいたま地裁C棟 105法廷です。
事件番号:平成30年(ワ)第552号・共有物分割請求事件、平成30年(ワ)第2659号・共有物分割請求反訴事件
裁判所:石垣陽介裁判長、高橋祐子裁判官、牧野一成裁判官
引き続き傍聴をお願い致します。お時間のある方は、傍聴をお願いします。
尋問では弁護士がカルテの内容が読み上げ、長女が回答したが、臨終の場面では声が詰まり、涙が出てしまいました。
9月3日「長男夫婦の要望通り酸素吸入も行われない。当直時間帯のみ許可」
9月4日「呼吸時々無呼吸で不安定、基本的に酸素吸入はおこなわないが、夜間のみ少量の酸素吸入を行う場合あり」
9月5日「呼吸状態低下することあるが、夜間以外は酸素吸入を行わず」
このカルテを見て貴方はどのような認識を持たれましたか。
「母は呼吸が苦しそうでした。長男が酸素吸入を拒否したから母は、酸素マスクをしてもらえず喘いでいるとは知りませんでした。」
9月7日のカルテ記載の「自然経過を見る」についてどういうことだと認識されていますか。
「酸素吸入もせず、ただ死ぬのを待つだけだと思います」
「医師から説明もなく、まったく知りませんでした。裁判になりカルテを見て初めて知りました」
9月8日の朝、母は、喉に痰が絡みゼーゼーと苦しそうでした。ナースコールのブザーを持った長男は、母の顔をじっと見ていました。母がヒエっと声をあげた時長男は、ブザーを押しました。長男は、素早くブザーを押さなかったのです。母は、喉に痰が詰まって亡くなりました。
カルテに「SPO2 80台でありながら本日をむかえた!ご永眠」」と書かれています。
「母の死に顔は、酷く苦しそうでした。酸素吸入をすれば苦しまずにもう少し生きれたと思います」
母のカルテは第一次中野相続裁判(平成20年(ワ)第23964号 土地共有持分確認等請求事件)で兄の方から出してきたものです。カルテには兄が「延命につながる治療を全て拒否」などと書かれており、驚きました。「カルテは正直でした。一体どうなっているのだ。」と怒りが生じてきました。
長男は入院中の母親の経管栄養の流入速度(注入速度)を速めました。その後で母親は嘔吐しました。看護記録には「リハビリより帰室すると、クリーム色のエンシュア様のもの多量に嘔吐する」と書いてあります。全ての医療行為は医療法等で医療機関等の管理者の責任で行うことが求められています。長男が母親の経管栄養の流入速度を速めたことは、これを無視するものです。長女は、これらの行為が民法第892条(相続廃除)の「著しい非行」に相当する又は準じる行為にあたると主張しています。権利濫用は「著しい非行」に関係する話です。
中野相続裁判が長い裁判になっているのも、この怒りが背景にあります。医療は患者の長男の都合を考えるものではなく、あくまでも患者本人のために最善をつくすものです。裁判をしなければ悶々として悶え死ぬところを裁判によって思いが発散されて救われているようなものです。皆様とお会いしておしゃべりも楽しくて元気がでます。いつもありがとうございます。
皆様の暖かい御協力と強力なエネルギーに励まされています。心から感謝いたします。連帯の輪を広め、力強く踏み出していることに誠に心強く、限りない感謝の念で一杯です。引き続きご支援をお願いいたします。温かいご支援を賜りますよう宜しくお願い致します。TwitterやFacebook、ブログ、ホームページなどへの拡散お願い致します。裁判は公開が原則です。林田医療裁判も中野相続裁判も公開してはいけないとの取り決めは存在しません。
これからもよろしくお願いします。今日は、お天気も良く楽しい一日を過ごすことが出来ました。一日の疲れをゆっくりと癒しましょう。コロナ禍のおり、くれぐれもお体をご自愛ください。
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