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執筆者の写真林田医療裁判

中野相続裁判さいたま地裁第8回口頭弁論

更新日:2020年12月19日

中野相続裁判さいたま地裁(平成30年(ワ)第552号)の第8回口頭弁論が開かれます。林田医療裁判の関連訴訟です。長男は入院中の母親の経管栄養の流入速度を速めました。さらに母親の延命につながる治療を拒否しました(医療過誤原告の会の会報第40号『悲しみにくじけないで』「母の望まぬ死」2018年7月1日)。これらの行為が「著しい非行」に相当する又は準じる行為にあたると長女は主張しています。


高齢者医療のあり方にも関係する社会的意義のある裁判です。高齢者の権利の危うさを訴えます。家族とは、兄妹とは、を考えさせられる裁判です。傍聴や取材を歓迎します。


日時:2019年7月5日(金)午前11時半開始

場所:さいたま地裁C棟105号法廷


長男夫婦側は非公開の手続きへの移行を希望していましたが、公開の口頭弁論が続行されています。鴨志田祐美弁護士は「裁判公開の原則のもと、一般傍聴を認めているからこそ、法廷で変なことはできない」と指摘します(園田昌也「再審制度の課題が浮き彫りに…「布川事件」国賠訴訟、画期的判決に隠れた問題点」弁護士ドットコム2019年6月2日)。鴨志田弁護士は鹿児島県で男性が殺害されたとされる大崎事件の再審弁護団事務局長です。公開法廷には意味があります。



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