外環ネットと13の賛同団体は、#まん延防止等重点措置 期間内の #外環道 住民説明会を中止または延期するように三事業者に要請した。また、沿線自治体には三事業者に説明会の中止又は延期を求めるよう緊急要請した。練馬区元関町一丁目町会がコロナ禍の外環道説明会強行に抗議して説明会をボイコットした。
コロナ禍での会議の進め方は中野四丁目西地区市街地再開発でも批判された。「この裁判では、コロナ禍を利用した姑息な招集方法、ずさんな議決権行使書面の取り扱い、わずか6名の組合員の賛成で総会続行を決めて決議に至った強引な議事進行など、住民無視で進む不当な再開発の実態が明らかになっています。裁判所は真相を明らかにすべく、被告の反対にも関わらず11月10日の法廷で、今村事務局員(東急不動産社員)の証人尋問を決定しました」(中野4丁目6・7番 再開発に反対する有志の会「再開発に反対する有志の会から 中野4丁目6・7番の地権者の皆様へ 裁判はいよいよ大詰め! 今村事務局員の証人尋問が実現 姑息な再開発ごり押しの実態が明らかに!」)
月島三丁目南地区第一種市街地再開発でも臨時総会強行が批判された。「今回の臨時総会は、皆様が所有されている土地・建物の価値・価格に直結する「評価基準」が決定される最重要の総会です。感染リスクを冒して出席がなかなか叶わない中で、急いで決めることがらでしょうか」
練馬区での1月23日の説明会では参加者からは不満の声が出た。工事再開の具体的な時期を尋ねる質問が相次いだが、担当者は「いつと答えられる状況にない」と明確に回答しなかった。
「いつ頃再開するか決めているはずだ。答えないのは、ごまかしているように感じた」(加藤益丈「陥没発生した外環道工事 練馬で掘削再開へ 住民は「ごまかしだ」と反発」東京新聞2022年1月23日)。
「調布で起きたようなことが練馬でも起きないか心配です」(「陥没発生の「外環道」 掘削工事を再開へ再発防止策を住民説明」NHK 2022年1月24日)
新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、自宅療養者も急増し続け、2022年1月28日は26万3992人に達した(「自宅療養者、最多26万人 オミクロン株闘い「転換期」―医療・自治体現場」時事通信2022年01月29日)。「ふじみの救急病院」(埼玉県三芳町)の鹿野晃院長は「オミクロンは弱毒ではない」と述べる。「2週間前の入院患者は20~40代ばかりでしたが、どんどん高齢化、重症化しています」(林義則「「オミクロンは弱毒ではない」 最前線の医師が問う「政府の無策」」朝日新聞2022年1月29日)
●外環三事業者宛
2022年1月20日
東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所長様
[写] 東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠 徹様
中日本高速道路株式会社 東京支社 東京工事事務所長様
[写] 中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池克人様
国土交通省 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所長様
[写] 国土交通大臣 斉藤鉄夫様
[写] 東京都知事 小池百合子様
外環ネット他13団体
[緊急要請] コロナまん延防止期間中の外環事業説明会を中止又は延期してください
去る1月14日に、国土交通省、東日本高速道路株式会社及び中日本高速道路株式会社は、「外環事業大泉側シールドトンネル工事の『再発防止対策』および『今後の対応』などに関する説明会の開催について(お知らせ)」及び「外環事業中央JCT北側ランプシールドトンネル工事の『再発防止対策』および『今後の対応』などに関する説明会の開催について(お知らせ)」を公表しました。1月23日から2月1日に練馬区、杉並区、武蔵野市、三鷹市の計6会場で計10回、工事箇所周辺(練馬区、杉並区、武蔵野市、三鷹市、世田谷区)の住民を対象とする説明会開催のお知らせです。
しかるに、1月19日、東京都のコロナ新規感染者数は過去最多の7377人。この感染急拡大に伴い、政府は19日、13都県に「まん延防止等重点措置」を適用することを決定しました。期間は1月21日から2月13日まで。これに伴い、多くのイベント等が中止される状況になってきています。
この時期に説明会を開催することは、多くの住民を感染させる可能性がある場を設定することであり、住民の生命や健康を危険に曝すことになり、安全安心を第一に事業を進めることに反します。
さらに、練馬区立泉新小学校、上石神井小学校、三鷹市立北野小学校の体育館が予定されています。不特定多数の大人が出入りすることで、子どもたちに感染する可能性が高まります。説明会のお知らせには、感染予防対策に十分配慮すると書かれてはいますが、入場者の人数制限や質問時間の制限などをして、形ばかりの説明会では意味がありません。丁寧な説明を行い、住民の疑問等にしっかり答えられる環境を整えた上で、説明会は開催されるべきです。
よって、東京外環道の問題について日々考え、活動する、練馬区から世田谷区までの沿線各地の住民で構成する私共外環ネット、および以下の賛同団体は、貴事業者に対して、「まん延防止等重点措置」の期間内の外環事業説明会を中止又は延期することを緊急に強く求めます。
以上
賛同団体(順不同)計13団体:とめよう「外環の2」ねりまの会/元関町一丁目町会外環対策委員会/外環道検討委員会・杉並/外環を考える武蔵野市民の会/市民による外環道路問題連絡会・三鷹/外環道路予定地・住民の会/調布・外環沿線住民の会/野川べりの会/外環道検討委員会/外環いらない!世田谷の会/東名JCT近隣住民の会/東京外環道訴訟を支える会/東京外環道訴訟原告団・弁護団
●沿線自治体宛
2022年1月20日
練馬区長 前川燿男様、 教育長様 及び 関係各位
杉並区長 田中 良様 及び 関係各位
武蔵野市長 松下玲子様 及び 関係各位
三鷹市長 河村 孝様、 教育長様 及び 関係各位
[写]世田谷区長 保坂展人様 及び 関係各位
[写]狛江市長 松原俊雄様 及び 関係各位
[写]調布市長 長友貴樹様 及び 関係各位
[写]東京都知事 小池百合子様 及び 関係各位
外環ネット他13団体
[緊急要請]コロナまん延防止期間中の外環事業説明会の中止又は延期を事業者に求めてください
日頃から住民の命と暮らしを守る行政運営に傾注してこられていることに敬意を表します。
去る1月14日に、国土交通省、東日本高速道路株式会社及び中日本高速道路株式会社は、「外環事業大泉側シールドトンネル工事の『再発防止対策』および『今後の対応』などに関する説明会の開催について(お知らせ)」及び「外環事業中央JCT北側ランプシールドトンネル工事の『再発防止対策』および『今後の対応』などに関する説明会の開催について(お知らせ)」を公表しました。1月23日から2月1日に練馬区、杉並区、武蔵野市、三鷹市の計6会場で計10回、工事箇所周辺(練馬区、杉並区、武蔵野市、三鷹市、世田谷区)の住民を対象とする説明会開催のお知らせです。
しかるに、1月19日、東京都のコロナ新規感染者数は過去最多の7377人。この感染急拡大に伴い、政府は19日、13都県に「まん延防止等重点措置」を適用することを決定しました。期間は1月21日から2月13日まで。これに伴い、多くのイベント等が中止される状況になってきています。
この時期に説明会を開催することは、多くの人が感染する可能性がある場を設定することになります。さらに、練馬区立泉新小学校、上石神井小学校、三鷹市立北野小学校の体育館が予定されています。不特定多数の大人が出入りすることで、子どもたちに感染する可能性が高まります。説明会のお知らせには、感染予防対策に十分配慮すると書かれてはいますが、入場者の人数制限や質問時間の制限などをして、形ばかりの説明会では意味がありません。地域と関係住民が安心できる時期に、住民の疑問等にしっかり答えられる環境を整えた上で、説明会は開催されるべきです。
日頃、新型コロナ感染症の感染拡大に対する様々な対策を講じてきている外環沿線区市として、感染拡大が急速に進んでいるこの時期に、不特定多数が集まる説明会の開催を許容することは、努力を重ねてきた今までの対策と齟齬が生じることになります。
よって、東京外環道の問題について日々考え、活動する、練馬区から世田谷区までの沿線各地の住民で構成する私共外環ネット、および以下の賛同団体は、外環沿線区市が1月23日から2月1日の外環事業説明会の中止または延期を事業者に緊急に強く求めることを要請いたします。
以上
賛同団体(順不同)計13団体:とめよう「外環の2」ねりまの会/元関町一丁目町会外環対策委員会/外環道検討委員会・杉並/外環を考える武蔵野市民の会/市民による外環道路問題連絡会・三鷹/外環道路予定地・住民の会/調布・外環沿線住民の会/野川べりの会/外環道検討委員会/外環いらない!世田谷の会/東名JCT近隣住民の会/東京外環道訴訟を支える会/東京外環道訴訟原告団・弁護団
Commentaires