精神障害者権利主張センター・絆(東京都中野区野方)が2021年1月22日付で感染法改悪緊急声明を出しました。
緊急声明
精神障害者権利主張センター・絆
2021年1月22日
報道によりますと、政府は感染法改正を考えており、そこに私たち精神障害者としては見逃せない点があります。
おどろいたことに宿泊や入院の勧告を行い、それに応じない場合あるいは入院先から逃げた場合、また保健所の調査を拒否または虚偽の申告をした場合に刑罰を科すという中身です。
悪名高く障害者権利条約にも違反した精神保健福祉法においてすら、私たち精神障害者に対して強制入院規定はあるものの刑罰が科されるということはありません。医療はあくまで本人の自発的な同意によらなければむしろ弾圧となることは歴史が証明しています。そしてそれを恐れ、医療を避ける仲間も多いことは周知の事実です。
この法案内容ではあろうことか拒否や逃亡に刑罰を科し投獄すらすると言っています。これではコロナにかかった人に対しての差別は更に強化され、医療を必要としている人が地下に潜らざるを得ないことになります。
私たちは病人を差別しさらに刑罰を科すというこの法改悪を認めるわけにはいきません。
より有効な安心して療養できる財政的措置の徹底こそを今求めます
https://acppd.org/a/2359
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