top of page
  • 執筆者の写真林田医療裁判

みんなで話してみよう 出生前検査と着床前検査

〈優生思想をほぐす Part1〉として、「Zoom集会 みんなで話してみよう 出生前検査と着床前検査」を、7月31日午後2時から開催します。


〈優生思想をほぐす Part1〉

Zoom みんなで話してみよう 出生前検査と着床前検査

■日時:2021年7月31日(土曜日)14時~16時30分


今、出生前検査をめぐって、大きな変化が起きようとしています。


今年5月、国の「NIPT(新型出生前検査)等の出生前検査に関する専門委員会」が報告書をまとめました。これまで、出生前検査が障害のある胎児の「ふるい分け」に使われることを懸念して、「医師は妊婦に対して、出生前検査の情報を積極的に知らせる必要はない」としていた方針を大きく転換し、妊娠初期の段階から、市町村の母子保健窓口や医療機関で「出生前検査に関する情報提供を行う」としたのです。また、国も関与して新たな認証制度をつくり、全国の多くの産婦人科クリニックでNIPTが実施できる体制を作るとしています。着床前検査(PGT-M)についても、成人になってから発症する遺伝病や、命に別状がなくとも日常生活に不便をきたす疾患にも適用を拡大しようとしています。


これらは、「多くの妊婦さんは不安を抱え、出生前検査の実施を望んでいる」からであり、「子どもに、遺伝病を伝えたくない」と望む患者・家族の願いに応えるためだと言われます。


しかしながら、妊婦は、何が不安なのでしょうか。出生前検査は、それを解消できるのでしょうか?


遺伝病の保因者が抱える「罪悪感」はどこから生じるのでしょうか?


このまま進めば、出生前検査や着床前検査がなし崩し的に広がり、検査で子どもを選びたい/選ぶべきだとの価値観が広がるのではないでしょうか?


出生前検査について、日頃感じていること、考えていることについて、みんなで率直に話してみませんか。


Part1では、出生前検査をめぐる最近の動向を踏まえた上で、地域の中で生きてこられた障害当事者や障害のある子と暮らしてきた方々に、出生前検査についてのそれぞれの思いを話して頂きます。


その後は参加した皆さんが主役です。質問や意見を気楽に出し合っていただければと思います。


〈話す人〉

利光惠子さん (グループ生殖医療と差別)

藤原久美子さん(DPI女性障害者ネットワーク)

見形信子さん (神経筋疾患ネットワーク)

須賀ナオさん (DPI女性障害者ネットワーク)

佐々木和子さん(京都ダウン症児を育てる親の会)


〈コメンテーター〉

島薗進さん(上智大学グリーフケア研究所所長、東京大学名誉教授)


●参加費:無料

●予約方法:予約は名前(ふりがな必須)、連絡先(E-mail 必須)、職種・団体(任意、学生必須)を明記の上、お申し込みください。

https://forms.gle/jt73A9zZ1ruKbb7A7

*連絡先の E-mail アドレスを誤ると参加案内が送れませんので注意願います!

●参加は事前予約とします(予約受付は、即日から 2021年7月27日まで)。

●情報保障について当日は、文字通訳があります。必要な方は、予約時にご連絡ください。また視覚障害者用テキストデータをご希望の方は、申し込み時にお知らせください。

●案内送付:予約された方には 7月27日頃、案内および Zoom の URL を電子メールにて送信します。


主催:「優生思想をほぐす」実行委員会

共催:グループ生殖医療と差別、京都ダウン症児を育てる親の会、神経筋疾患ネットワーク、DPI女性障害者ネットワーク、DNA問題研究会、people21


閲覧数:10回0件のコメント
bottom of page