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執筆者の写真林田医療裁判

コロナ禍で公開質問状送付再延期

患者の権利を守る会は新型コロナウイルス感染症(COVID-19; coronavirus disease 2019)の拡大を受けて公開質問状の送付を延期しています。公開質問状は林田医療裁判(平成26年(ワ)第25447号 損害賠償請求事件)を踏まえ、立正佼成会附属佼成病院に送付しているものです。公開質問状は全て根拠のあるものであり、開かれた医療を進めるものです。佼成病院にも役立ちます。今までものを振り返って学習しましょう。


患者の権利を守る会は2019年6月から2020年7月まで18回の公開質問状を出しましたが、一度も回答がありません。公開質問状(17)を2020年2月17日付で出しました。その翌日の2月18日に佼成病院入院患者の新型コロナウイルス感染が明らかになりました。続いて他の入院患者や看護師の院内感染も明らかになりました。その後、2020年7月1日付の公開質問状(18)で公開質問状送付を再開しましたが、再びコロナ禍が拡大しています。


東京都の2020年7月31日の新型コロナウイルス感染者は463人。8月1日は472人(「【速報】東京都で新たに472人の感染確認」TBS 2020年8月1日)。過去最多を更新し続けています。8月7日は東京都462人、沖縄県100人の感染が確認されました。


小池百合子知事は7月31日の記者会見で新型コロナウイルスの感染者数や医療提供体制がさらに悪化した場合に「都独自の緊急事態宣言を発することも考えざるを得ない」と述べました。岐阜県の古田知事は同日、「第2波非常事態」を宣言しました。


予想されたことですが、7月下旬の4連休中の外出組から続々と感染者が出ています。緊急事態宣言前の3月の3連休中の緩みと状況は重なります。キャンプやバーベキューでの感染が相次いでいます。最初に夜の街が注目されましたが、長時間一緒にいて会話することが良くないと言えます。



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