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執筆者の写真林田医療裁判

公立福生病院事件(透析中止事件)を考える院内集会報告

公立福生病院事件(透析中止事件)を考える院内集会が2019年6月6日(木)、衆議院第2議員会館3会議室で開催されました。「林田医療裁判を考える会」として参加しました。


主催は公立福生病院事件を考える院内集会実行委員会。呼びかけ団体は臓器移植法を問い直す市民ネットワーク、精神障害者権利主張センター・絆、「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会、地域でくらすための東京ネットワーク、バクバクの会~人工呼吸器とともに生きる、NPO こらーるたいとう、日本消費者連盟、DNA 問題研究会、怒っているぞ!障害者きりすて!全国ネットワーク。


報告1は冠木克彦弁護士「遺族の代理人として」です。冠木弁護士は2018年8月16日に亡くなられた女性の夫の代理人です。冠木弁護士は日本透析学会が5月31日付で発表したステートメントに対する公開質問状を出すなどのお話をされました。医師は、人を助ける者であるのに、透析学会のステートメントは余りにも杜撰で恥ずかしいと話しました。


報告2は斎藤義彦毎日新聞記者「事件の取材から明らかになったこと」です。透析中止事件を取材した記者です。福生病院は、最初の取材の時とは違うことを言っていると指摘しました。斉藤記者は、福生病院の医師に何度も記者会見を開くように勧めたと言います。根拠のないことを言っている医師やジャーナリストが多いと述べます。ジャーナリストは議論をすることが必要と話しました。


国会議員では阿部知子衆議院議員、尾辻かな子衆議院議員、初鹿明博議員が話しました。各団体の方の発表の後、林田医療裁判も指名され、発表させていただきました。呼びかけ文には「透析を継続すれば長く生きられる患者に、医者が透析中止の選択肢を提示することは患者を死へと誘導する行為であり、決して容認できません」とあります。長く生きられる選択肢が提示されない点で林田医療裁判と重なる問題です。

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