ドキュメンタリー映画「私たちの声を聞いてください!子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)被害者は訴える【裁判編】」(50分)が2024年12月に完成しました。2022年4月のドキュメンタリー映画「私たちの声を聞いてください!子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)被害者は訴える」(47分、2022年)の続編です。
「裁判編」は、HPVワクチン薬害訴訟の原告4名の声と2023年に行なわれた原告側専門家証人6人(池田修一医師(信州大学名誉教授)、横田俊平医師(横浜市立大学名誉教授)、髙嶋博医師(鹿児島大学医学部教授)、高橋利幸医師(静岡てんかん、神経医療センター名誉教授)、鳥越俊彦医師(札幌医科大学病理学部教授)、椿広計氏(統計数理研究所名誉教授))の証言が簡潔に、そしてHPVワクチンがもたらした被害と問題解決への想いが綴られています。
監督は澤則雄。フリーの映像作家で、津久井やまゆり園事件を取り上げたドキュメンタリー映画「生きるのに理由はいるの?津久井やまゆり園事件が問いかけたものは」も製作しました。テレビ会社で情報番組やバラエティーの制作に携わった後、フリーの立場でTVプロデューサーとしてTV番組制作に携わりながら、ドキュメンタリー映画を製作しています。
澤監督のコメント
国はHPVワクチンの積極勧奨の再開に当たって、国内外の疫学調査で安全性が示されているという説明をしましたが、その誤りを指摘した椿先生の証言はとても重要です。
6人の専門家の証言を通して分かった事は、副反応被害を訴える方々の症状は、多様で重症化し、変化する病態であり、一つの既知の疾患では説明しきれない、接種状況と新規患者の発生に相関がある、免疫介在性の神経障害である、成分の特性から機序が医学的に合理的説明が可能である、国内外の疫学調査から因果関係は否定出来ず、むしろ危険性のシグナルが示されている、ことなどです。
(これらのことから、因果関係があるのは明白であると)
専門家の先生たちは証言されました。裁判を通してHPVワクチン接種との、因果関係は立証されたと判断出来る証言であったと言えるのではないでしょうか。
また、これからの裁判では、国、製薬会社側の専門家の証言が続きます。2027年春には各地裁の判決が出る予定です。この問題に関心を寄せる人を増やして行きたいと思っています。
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