新型コロナウイルスの感染が増加しています。多摩ファミリークリニック(川崎市)院長の大橋博樹さんはゴールデンウイーク後に感染者が増加したと指摘します。「今年のGWは行動制限がなく、過ごせました。人があちこちに移動し、マスクを外す人も増えました。連休が終わった後、家族や職場、学校で感染を広め、それが今も続いているとみられます」(「新型コロナ感染者増加 気になる症状 風邪との違いは?…子どもは<手足口病、溶連菌」読売新聞2024年6月25日)
全国コロナ後遺症 患者と家族の会がChange.orgでインターネット署名「コロナ後遺症患者へ医療拡充と経済的支援・福祉サービスを迅速に展開することを求めます」を実施しています。
新興感染症の新型コロナウイルス罹患によるコロナ後遺症(Long- COVID)は世界中に多くの患者さんがおり、治療確立を願っています。日本においては、治療だけでなく、福祉の展開が自治体で『前例がない』などと進んでいません。
そこで、当会は下記内容を政治のトップである岸田総理大臣へ直接、署名の手渡しと面会を求めていきます。
※署名はGoogleアカウントやFaceBookアカウントでログインしていただくとワンクリック署名ができます。
コロナ後遺症患者は軽度から車椅子、寝たきりの重度な方まで人により症状が異なります。症状は200種類以上あり、見た目には分かりづらく、また症状がぶり返すことも多く理解されづらい課題があります。医療につながれていない潜在的な方も含めて国内だけでも300万人~500万人のコロナ後遺症患者がいると言われていますが、全国の主に都市部で診療できる医師が僅かしかいない現状です。
<厚労省HPより>
コロナ後遺症症状は、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などがあります。また、コロナ後遺症症状は、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般をさしています。
*コロナ後遺症が重症化、長期化することにより、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)、線維筋痛症(FM)、化学物質過敏症(CS/MCS)などを併発、移行していく方もいます。これらは難病指定(国民の0.1%以下で希少性)はされておらず、現段階において診療や障害認定ができる医師は国内でごくごく僅かです。
*ME/CFS、FM、CS/MCSなどの対応できるヘルパー事業所、訪問看護ステーション・リハビリテーション、訪問診療を見つけることが難しく、本人や家族が苦労しています。
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