新型コロナウイルス感染症のWebサイトによる情報発信では東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトの評価が高い。東京都はオープンソースで公開し、北海道など他の都道府県も利用した。
「サイトの出来栄えから構築プロジェクトの進め方まで、新型コロナ対策サイトは“お役所仕事”とも批判される従来の行政機関のイメージからはかけ離れている。このサイトこそが東京の変革の象徴だ」(外薗祐理子「東京都の新型コロナサイト誕生秘話、行政らしくない爆速開発はDXのシンボル」日経XTECH 2020年4月9日)
東京都の民間感覚は高く評価する。一方で立正佼成会附属佼成病院や中野セントラルパークサウスのコールセンターの集団感染のようにピンポイントの情報が出されておらず、Twittter上では隠蔽との声も出ている。
これに対して埼玉県は報道発表資料をHTMLで掲載しただけであるが、感染者の感染判明までの行動を明らかにしている。たとえば埼玉県警武南警察署の50代の男性警察官の感染発表では2020年2月24日と25日に38度台の熱が出て、26日と27日は平熱に戻ったとして勤務したなどの情報がある(林田力「埼玉県警武南警察署の警察官がCOVID-19感染」ALIS 2020年3月9日)。これは東京都に欠けているところである。 https://alis.to/hayariki/articles/2vA8GPGqBwkR
東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト
北海道 新型コロナウイルスまとめサイト
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