中野相続裁判(Nakano Inheritance Trial)さいたま地裁の第20回期日(第19回口頭弁論)は緊急事態宣言下で開催される可能性が出てきた。これまで緊急事態宣言は発令されると延長されている。2021年8月31日までの緊急事態宣言も延長されれば、9月17日の期日も緊急事態宣言下になる。
第20回期日(第19回口頭弁論)
事件番号:平成30年(ワ)第552号・共有物分割請求事件、平成30年(ワ)第2659号・共有物分割請求反訴事件
日時:2021年9月17日(金)午前10時
裁判所:石垣陽介裁判長、高橋祐子裁判官、牧野一成裁判官
場所:さいたま地裁C棟105号法廷
新型コロナウイルスの感染が急拡大している。埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、沖縄県は、2021年8月2日から8月31日まで緊急事態宣言になる。北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県は、まん延防止等重点措置を適用する。
東京都の2021年7月31日の新型コロナウイルス感染者数は4058人。過去最多である。これは検査を受けた人の数である。日本の場合、検査を受けたくても受けられない人がいることを見込まなければならない点が外国と異なる。第1回の緊急事態宣言の原点に戻って、それと同じことをする必要がある。
東京都中央区晴海の東京オリンピック選手村では2021年7月31日までの新型コロナウイルス感染者は26人。選手村の川淵三郎村長は記者会見で「感染が拡大している印象はない」と述べた(「選手村で感染26人に 川淵三郎村長「拡大している印象はない」」NHK 2021年7月31日)。これはどうだろうか。選手村は最大18000人収容できる。感染者の割合は約0.14%になる。東京都の人口14,049,146人に当てはめると20,293人の感染者になる。
阪神百貨店梅田本店で感染者数67人のクラスターが発生した(「阪神梅田本店、感染67人に 2日間臨時休業」共同通信2021年7月31日)。これだけ接客担当者に感染者が出ている以上、追跡調査ができていないだけで顧客にも感染者が出ているだろう。感染防止には2020年4月の緊急事態宣言並みの休業対応が有効である。
2021年8月4日は多くの都県で感染者の過去最多を更新した。
東京都:4,166(過去最多)
神奈川県:1,484
千葉県:840(過去最多)
埼玉県:1,200(過去最多)
栃木県:178(過去最多)
群馬県:204(過去最多)
茨城県:290(過去最多)
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