中野江古田病院(中野区江古田)は2020年4月7日に職員と入院患者の新型コロナウイルス(COVID-19; coronavirus disease 2019)感染が確認されたと発表した。発表は7日付であるが、「感染拡大の防止策として、4月5日より外来診療と入院の受け入れを中止とさせていただきます」とする(社会福祉法人浄風園 中野江古田病院「新型コロナウイルス感染症発症に伴う休診について」)。
中野区界隈の新型コロナウイルス感染は立正佼成会附属佼成病院(杏林学園教育関連施設)が嚆矢である。職員と入院患者が感染した点でも佼成病院と重なる。その後、感染者はサミットストア東中野店、中野セントラルパークサウス、マルイファシリティーズ、東京警察病院と広がっている。中野江古田病院は「中野区と練馬区の境にある救急病院です」と紹介するように中野区の北端にある。大まかに言えば北上して中野区を縦断したことになる。
中野区の新型コロナウイルス患者数の推移は以下の通り。
2020年3月31日15人
4月1日18人
4月2日19人
4月3日24人
4月4日29人
4月5日33人
4月6日41人
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